産毛だし目立たないでしょ、いつも自分でケアしているし大丈夫でしょ、と思っている花嫁さん!“花嫁の毛”には、意外な盲点があるんです。
自分ではケアしきれない部分があったり、処理のタイミングを誤って当日後悔してしまうことも……。先輩花嫁さんの“毛”にまつわる失敗談を基に、正しいケアを知っておきましょう。
 

思い込み その1

 

「自分でやれば十分でしょ?」


自分で毛のケアをしたことがない人はもちろん、普段から自分で毛のケアをしている人でも、ドレス姿ならではの必要な部分の処理忘れがあることも。サロンでプロに相談してシェービングを受けるのがおすすめだけど、自分でやる場合は届かない部分のそり残しと処理後の肌のケアに気を付けて。刃物の取り扱いにもご注意を。

<専門家に聞く>

♦自宅でのケアは、正しい方法でトラブルを防いで

「自宅でケアする場合、お風呂上がりに少し肌を冷やすと毛がしっかり立ってきれいにそれます。
素肌のまま泡でシェーブすると、必要な角質までそぎ落とす恐れがあるので、重めのクリームやローションで毛の周辺を保護しましょう。
また、脇、腕など毛の生え方や体のラインが違うので、部位に合わせてかみそりのサイズを変えるのがおすすめです。
そった後はきれいに拭き取って、刺激を受けた肌をクリームなどで保湿して、乾燥から守りましょう」(赤須医院 赤須玲子先生)

 

思い込み その2

「今がベストタイミングでしょ?」

毛のお手入れが早すぎて挙式当日にうっすら生えてしまっていたり、直前過ぎて肌の赤みが残ったまま当日を迎えたり……。難しいのが処理のタイミング。
でも毛の生える周期は人それぞれで、一概に何日前の処理が良いとは言えないもの。自分にとって最適なタイミングを知るために、1カ月以上前に「お試し」でシェービングをするのがおすすめです。

<専門家に聞く>

♦生え方には個人差あり。「早めのお試し」を

「プロにしっかりそってもらうシェービングは1週間前が目安ですが、毛の生え替わるスピードや毛の濃さには個人差が。
また、ホルモンバランスも重要で、一般的には肌つやが良く安定する生理後だと肌トラブルが起きにくい傾向にあります。
自分のタイミングを知るためにも、肌トラブル防止のためにも、まずは挙式の1カ月以上前にお試しを。仕上がり、肌への影響、毛が再生するまでの日数をチェックして、本番前の処理に臨みましょう」(赤須医院 赤須玲子先生)

 

思い込み その3

「ここまで見てないでしょ?」

ドレス姿で目立つ腕、背中、脇の毛の処理はもちろんだけど、当日意外に露出している部位や写真に撮られる部位に気が付いて、挙式中にソワソワしてしまったという失敗談も。

そんな失敗を防ぐには、自分の花嫁姿を具体的にイメージしておくこと。例えば和装やアップスタイルならうなじや首、深く背中の空いたドレスなら腰のあたりまで念入りにお手入れを。
指輪交換でアップで写真に撮られる指の毛が盲点だったという声も多く届きました。

<当日の応急ケア>

♦それでも挙式当日にムダ毛に気が付いたら?

シェービングの際には、写真を持参するなどドレス姿のイメージをサロンに伝えて施術してもらうと、そり残しなどの失敗がない。それでも当日に生えてきてしまったときのために、さっとケアするためのシェーバーや毛抜きを用意しておくと安心です。毛穴や黒ずみなど気になるところがあれば、当日、担当ヘアメイクさんにボディメイクの相談をしても。

出典:https://zexy.net/article/app000001594/